ブログを更新しました! Just Updated My Blog! 【コロラド州の標高1マイルに泊まってみた】
2017年01月13日
ユナイテッド航空のデンバー直行便で、久しぶりに北米大陸へ行ってきた。
デンバーはコロラド州の州都で、且つ西部有数の世界都市でもある。
まったく知識のない初めてのアメリカの空港行きで、いささか緊張していたが、気合を入れなおしていざ入国審査へ。
デンバー空港は、一応国際扱いではあるが、リニューアル工事中でもあり、予想以上に古くて狭く、ごちゃごちゃしていた。
なにかと質疑が多いアメリカ本土の入国手続きや、厳しい税関通過は意外にもすんなりと終わらせることができた。
機内で居合わせたほとんどの日本人乗客が、デンバーをハブ空港として西へ東へと乗り継いで行ったようで、空港出口では寂しくなるくらい日本人を見かけることはなかった。
ココの空港を最終目的地とする利用者は、まだまだ少ないのであろう。
他のアメリカ各地のソレと同じく、空港からダウンタウンまでのアクセスが非常に面倒くさい。
空港発着の大型リムジンバスに乗り、中心部にあるユニオン駅まで約1時間。
更に、ユニオン駅からは無料の市内バスに乗り換え中心部へと移動。
中心部と言っても、やたら長いメインストリートの両側に、有名ホテルやハードロックカフェなどの店が立ち並んで、通りの一部を歩行者天国にしているだけで、特に目ぼしいモノはなく、極々普通の街並であった。
デンバーでの宿泊先を空港エリアにしてしまったため、さっき空港からダウンタウンへ来た順路を逆へと再び空港へ戻る。
コロラドと言えばやはり”グレンウッド”の温泉リゾートがいい。
コロラド州は山岳地域特有のリゾートが点在していることと、デンバーからの日帰りショートトリップも十分可能である。
グレンウッドホットスプリングスは、世界でも有数の温泉リゾート。
リゾートの温泉施設では、ドイツの温泉のような、真っ裸の男女混浴ではなさそうだが、水着やタオルのレンタルもあり、まさに手ぶらで温泉体験ができるとネットに書いてあった。
翌日早朝に、空港からグレンウッドまでのアクセスを確認したところ、一旦ダウンタウンにあるアムトラックの駅での乗換えが必要とのこと。
運が悪く、ダウンタウン行きのバスがちょうど出発してしまったばかり。
このまま一時間弱空港で待機するのだけは避けたい。
仕方なく、行く先をテキトーに、次に来るバスの目的地を優先して、”ボルダー”に急遽変えることにした。
ボルダーは、陸上選手などが高地トレーニングをする場所として有名で、澄んだ空気と一年中天候に恵まれているところとして、なんとなくニュースなどで知っていた。
デンバー空港からは小一時間で行くことができるものウレシイ。
ボルダーのダウンタウンは、バスターミナルを中心に広がる静かな街。
コロラド大学のボルダー校があることから、学生さんたちがやたらと多い。
街を歩けばすぐに「フリーハグズ=FREE HUGして!」と、女子大生数名に逆ナンされてしまう。
思いがけない、ピチピチ女子とのハグ(抱擁)で一気に血圧が上がってしまった。
大きな街であるデンバーと比べると、長閑でいっそうローカル色が強い。
ダウンタウンには、かわいい雑貨を取り扱うお土産屋や、こじんまりとしたおしゃれなカフェがたくさんあり、街がそれほど大きくない分、ノンビリできとても安全だった。
いやぁ、アメリカは広い。
ツーリストの多い西海岸や東海岸にはない、大らかさがある。
海のない中西部コロラドは、話す言葉の訛りが少々キツイが、人々は素朴でとってもヨカッタ。
最終日の午前、ホテルの空港送迎バスがいくら待っても来なかった。
宿泊していたオーロラエリアのモーテルから、空港の出発ターミナルまで、タクシーを利用してもたかが20ドルほどとのこと。
早速タクシーを呼んでもらおうと、ホテル女子スタッフに依頼すると、わざわざ自分の車を出して空港まで送ってくれた。
車中で、女子スタッフと他愛のない話をしたときに、「アタシ、日本人のパスポートを見たの初めてヨ!」と言っていた。
カワイイから20ドル渡してThank you そして Bye now。
1マイル=約1,600m。
富士山で例えると3合目ちょっと手前にあたるデンバーと、ロッキー山脈とグレートプレーンズの間のボルダーバレー。
感激したピチピチハグで、いつもと同じく短時間のお仕事を快適に終えることができた。
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