ブログを更新しました! Just Updated My Blog!【インドネシア バリ島まで久しぶりの赤道通過】
2017年01月24日
数十年振りに赤道を越えて、インドネシアのバリ島へ行った。
いつもの渡航先=仕事先が北半球に集中しているため、南半球へのフライトは本当に久しぶり。
航空機はガルーダインドネシアのボーイング777-300ERで、最新のスタッガードシート。
昨年の秋に利用したカタール航空のスタッガードとは配列が違ってはいたが、まぁまぁそこそこのサービスであった。
ガルーダのビジネスは非常に人気があり予約を取るのに大変だが、ようやく並び席ではないが一応2席の確保ができた。
9月のバリはベストシーズンと言われている。
凡そ30年ほど前とは違い、既に俗化された観光の島で、それほど期待しない旅だったが、ワルン=屋台でのサテやナシゴレン、イカンバカールなどのバリ料理には少しだけ期待した。
デンパサール国際空港は、シンガポールやマレーシアなどの近隣空港を乗継地としたローコストキャリア(LCC)の就航で、日本およびアジア各国からの渡航客も急激に増えた。
LCC各社が直販している早割りで、信じられない位破格の超格安ツアーが蔓延してしまったおかげで、従来通りのパッケージツアーが全く売れなくなった事実がある。
だからと言うワケでもないが、日本人の多くが宿泊する人気のビーチエリアを敢えて避け、サンライズで有名なビーチの、欧米人が多く宿泊するややこじんまりとしたコテージをキープした。
サヌールビーチは元々静かな漁村だったらしく、お世辞でもキレイとは言えないが、コテージの大人専用のプールはかなりノンビリできてとてもヨカッタ。
今回の旅の目的は、ライスフィールド=棚田を見ること。
大昔にウブドやサヤンへは何度も宿泊しているが、長閑だった良い頃とは違い、サヌールからは少し余分に時間がかかるが、まだまだ知られていないバリ東部のカランガッサムやイセー、シデメン。
中部タバナンのMASTER CARDのCMで一躍脚光を浴びたジャティルイに行ってみた。
カランガッサムやイセー、シデメンのライスフィールドは、嘗てのウブドと同じく村の中にコテージやレストランが点在し、自然との共存滞在が約束される。
“素朴さ=何もしない贅沢”を求めるヨーロピアンが多いようだ。
A/Cやホットシャワーの完備がない、シンプルな部屋は決して快適とは言えないが、それらを好むツーリストにはもってこいの場所だと思う。
ビーチエリアの雑踏に飽きたツーリストが、静けさと自然を求めて中部の山岳地帯に必死に逃げたのはもう昔話。
その辛うじて逃げ延びた先でも、今となっては本来の目的が失われ、ツーリストは更に開拓されていない偏狭の地へと移り動く。
バリ東部の良さがいつまで保たれるかはわからないが、もはや時間の問題だろう。
インドネシアの中でも、少し遠いが北スマトラの湖か、危険いっぱいだが北スラウェシ島のビーチにでも行かなければ、非日常を体験するのはいささかムリかも知れない。
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