アルゼンチン サッカー留学 菅原康介さん

名前 | 菅原康介 |
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年齢 | 22才(留学当時) |
留学国 | アルゼンチン |
チーム | C.A.Banfield |
留学時期 | 2014年 11月~12月 |
サッカー留学体験記
最初に南米のサッカーに興味が湧いたきっかけは、中学生の頃に選抜チームで行ったブラジル遠征でした。
そのブラジル遠征では同い年の選手たちと試合をしましたが、足元のテクニックや身体の使い方が抜群に上手い上に、日本では感じることができなかった激しいディフェンスを受けて、圧倒されてしまいました。
現地ではプロチームの試合観戦もしましたが、サポーターが熱狂的で、その盛り上がりに感動しました。
その時の悔しさや経験から南米のサッカーに興味が湧きました。
留学したところは、アルゼンチンリーグに所属しているC.A.Banfieldです。
練習内容は、日本でも行われているような練習もあり、内容自体に難しさを感じる事は少なかったですが、アルゼンチン選手の練習に取り組む姿勢が素晴らしく、集中力が高い練習でした。
そのような中で、パスやトラップの基礎技術がすごくレベルが高かったので毎日緊張感のある練習ができました。
試合になるとさらに集中力が増し、見るからにアルゼンチン選手たちの目の色が違いました。
サッカーをしていない時は、いつも陽気で楽しく過ごしているみんなでしたが、サッカーになると勝負にとことんこだわります。
その姿勢は半端ではなく、球際では激しく、ゴールに向かっていくパワーが強いなと感じました。
僕も紅白戦に出ましたが、相手の深いタックルで何度か宙に浮きました。日本では感じる事のなかった経験です。
アルゼンチンではスペイン語です。味方やコーチが言っている事を理解することが簡単ではなかったですが、身振り手振りを交えたジェスチャーや簡単な単語でコミュニケーションを取りました。言葉の壁はやはり感じました。
ただ、相手の名前を覚えることで自分の名前も覚えてもらえるなど、自らコミュニケーションを取りに行くことが大切だと感じました。そうすることでサッカー面でも私生活面でも色々教えてくれたりと良く接してくれました。
練習場の敷地内にチームの寮があり、そこでアルゼンチン選手たちと一緒に過ごしました。寮の中にある大きなリビングでは、アルゼンチンリーグやヨーロッパのサッカーがテレビで見れたり、チームメート達とサッカーゲームをしたりして過ごしました。
チームメート達はとても親切で、毎日楽しく過ごすことができました。最高の仲間に出会うことができました。
食事も肉料理など美味しく食べることができました。
南米では日本で感じる事のできない経験が沢山できます。サッカー面では、身体の強い選手や技術の高い選手と一緒にプレーすることで、どうすれば自分がその中で上手くプレーできるか色々考えさせられました。それが次のプレーにつながっていきました。
僕は南米サッカーで素晴らしいものを見て感じることができました。